三井金属アクト

人づくりに真面目に取り組む社風こそ世界品質。

大井 孟人
Ooi Taketo
MPW推進部
2012年入社 理工学研究科経営工学専攻修了

Work Flow

Work Flow

※MPW=Mitsui Production Way 三井金属アクトのものづくり思想

私のキャリア

2012 / 04 -

研修のち
MPW部配属

2014 / 01 -

米国・GECOMに
トレーニーとして異動

2015 / 01 -

旧ものづくりセンター
MPW部

2017 / 04 -

広東三井汽車
配件有限公司

2019 / 04 -

MPW推進部

ニッチな分野で確かな存在感

ニッチな分野で確かな存在感

学生時代は経営工学を専攻し、ものづくりについて学びました。その結果、ものづくりの会社に就職したいという気持ちが強くなり、自分が携わった製品が、社会のさまざまな分野で使ってもらえる様な会社で働きたいと考えていました。就職活動ではニッチな分野で大きなシェアを持っているものづくり企業に絞って会社を探しました。そのなかで、銅や亜鉛の製錬、銅箔、自動車機器で大きなシェアを持っている三井金属の存在を知り、自分の関わった製品が社会のどこかで使われている実感がほしいとの思いで入社を希望。三井金属アクトに配属されました。

海外で大きな成長の機会を得る

海外で大きな成長の機会を得る

今までで転機となったのが、3年目にトレーニーとして米国拠点(GECOM)に1年間、5年目にコーディネーターとして中国拠点(MCG)に2年間赴任したことです。海外拠点で働く上で望まれるのは、新たな業務を通じてスキルを高めることであり、必然的に自分の受け持つ業務の範囲は広がります。そのため設備の新設に伴い、投資案を考え採算性を検証するなど、幅広い分野でスキルを向上させることができたと感じています。
実際に中国拠点に赴任した際に、製造ラインの立ち上げに携わったのですが、新たなコンセプトに基づく製造ラインのアイデアをローカルメンバーとつくりあげたのは大きく成長できた経験のひとつです。手動で行っている作業を自動化するのが課題の1つだったのですが、試行錯誤の末、自動化を実現させました。製造ラインを制作するのにはもちろんお金がかかるので、投資採算性の検証をしたり、関係部署と調整し合意を得たり、私にとっては初めて行う業務も多かったので苦労しましたが、その分、成長にもつながったと、今振り返ると思います。自分一人では目標を達成させることは難しかったと思いますが、ローカルメンバーを巻き込み、彼らと目標を共有し、力を合わせて取り組んでいったことは、得がたい経験となりました。

“さすがアクト”といわれる製造現場づくり

“さすがアクト”といわれる製造現場づくり

“さすがアクト”といわれるものづくりが、私の目標です。現在私はMPW推進部で、MPW(Mitsui Production Way)というアクト独自のものづくりの考え方を用いて、ものづくり力を高め、良質な製品をムダなくつくり出す生産システムの構築に取り組んでいます。そのなかで、私は「モロッコ新工場の立ち上げ」というミッションを掲げています。モロッコのローカルメンバーにはアクトの思想や方法を理解してもらう必要があります。ローカルメンバーが十分に理解できるよう、私自身も勉強しながら取り組んでいます。
さまざまな挑戦や失敗をくり返しながら、ゆくゆくはお客様から見たときに、工場のきれいさや工場の自動化などどれをとっても「アクトの製造現場はさすがですね」といわれるような製造現場を自身の手でつくりあげていきたいですね。お客様からよい評価を得られれば次のビジネスにもつながる可能性がありますし、自身の成長が会社の成長に直結すると思うと、わくわくします。

ある一日の流れ

8:00

出社、メールチェック

9:00

打ち合わせの資料作成

10:30

モロッコ新工場に導入する
システムについて打ち合わせ

11:45

昼食

13:00

週次会議

15:00

モロッコとの打ち合わせ資料を整理

16:30

モロッコメンバーとSkypeで打ち合わせ

18:00

退社

私が考える世界品質とは

私が考える世界品質とは

アクトでは、“ものづくりは人づくり”というモットーのもと、成長に向かって事業を展開しています。部下に対し、仕事を任せ、人を育てていくという面があり、社員の成長のために”真面目に”サポートをしていくカルチャーが根づいています。投資額や目標が大きくても、経験の浅い私に任せてくれました。不安に思いながらスタートしましたが、上司や同僚の方々からアドバイスを得ながら業務を進めたことで、自信をつけていくことができました。それに応えて私は仕事に真剣に向き合ってきました。次は私がしっかりと部下と向き合っていきたいと思います。アクトの“ものづくりのために、人づくりに真面目に取り組む社風”こそ、世界品質だと考えています。

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