三井金属アクト

品質へのこだわりが、成長へのモチベーションになる。

原口 真
Haraguchi Makoto
技術開発本部 実験部
2015年入社 電気電子工学専攻修了

Work Flow

Work Flow

※MPW=Mitsui Production Way 三井金属アクトのものづくり思想

私のキャリア

2015 / 04 -

研修

2015 / 07 -

横浜本牧センター
技術開発本部 実験部

2015 / 12 -

Mitsui Siam Components
で海外研修

2016 / 04 -

横浜本牧センター
技術開発本部 実験部

技術とアイデア次第の働き方に魅力を感じて

技術とアイデア次第の働き方に魅力を感じて

幼いころからよく親と一緒に工作機を使ってものをつくっており、昔からものづくりに興味を持っていました。そのため漠然と将来はものをつくる会社で働きたいという想いはありました。学生時代は兄弟の影響で電気の分野に進み、太陽電池の研究に没頭。太陽電池の作製から評価まで一貫して行っていましたが、一からものをつくる楽しさはもとより、そのなかでPDCAをまわしてよりよいものにつくりかえていくことの楽しさを知ることができました。就職活動を進めるなか、三井金属アクトの実験部の先輩社員に業務内容をうかがった際、いろいろな技術を駆使して仕事道具も自分で工夫して発明できるという話を聞き、自身の技術とアイデアでどんどん挑戦できる仕事だと感じたことが、入社のきっかけとなりました。

視野が広がり、さまざまな角度で考えられるようになった

視野が広がり、
さまざまな角度で考えられるようになった

現在私は実験部で製品の機能・性能の評価を担当し、品質の良しあしを判断して、設計者と一緒に品質を高めていくことがミッションです。品質の良しあしの判断と一言でいっても、定量的な評価をするだけでなく、製品がどういう使われ方をするのか、大人から子どもまでさまざまなお客様の目線に立って評価することが重要です。入社してすぐのころは、目の前の仕事や課題に対する視野が狭く、一面しかとらえることができませんでした。以前、モータの音解析に携わり、音の発生メカニズムを解析していた際、私は音を測定することばかり考えていました。しかし、実はモータの電流の流れ方に着目することで音の発生部位を絞ることができるというアドバイスをもらったところ、音の発生メカニズムの解明につながりました。そこからは経験や知識の豊富な先輩に質問をくり返すことで、自分とは異なる考え方を吸収するように努めました。その積み重ねが結果的に自分の視野を広げることにつながり、物事をさまざまな視点で「考える」ことができるようになってきたと思います。自分が「考える」ことが製品の品質をより向上させられている、そんなときにこの仕事のやり甲斐を感じます。

電気、メカ機構両方の知識を併せ持つ“システム製品”の技術者として成長したい

電気、メカ機構両方の知識を併せ持つ“システム製品”の技術者として成長したい

世界中で自動運転や電気自動車など、電気を使ったシステムが注目されていますが、三井金属アクトでもパワースライドドア・パワーバックドアなど電動システム製品に注力しています。私はこれまでシステム製品の制御を担当してきたので電気的な知識には自信を持っており、職場でも頼りにされる場面も増えてきました。とはいえ、システム製品はメカ機構を含めて見ることが求められますので、自分の知識・経験値ではまだまだ不十分だと感じています。これからは単に“制御”の技術者でおさまるのではなく、メカ機構の理解も深め、“システム製品”全体を担う技術者として知見を深め、他部署にも頼られるような存在になることを目指しています。そのためにも、自身の専門分野を超えて、さまざまな仕事に積極的に挑戦したいと思っています。現在はメカ関連の打ち合わせにも積極的に参加して、分からないことはその場で聞き、少しでもついていけるよう取り組んでいます。

ある一日の流れ

8:50

出社

9:00

ラジオ体操、メールチェック

9:30

チームミーティングで
一週間の仕事内容の確認

10:30

試験準備

12:00

昼休み

12:50

昼礼、当日の作業内容を共有

13:30

信頼性試験

16:00

データ解析、資料まとめ

17:30

翌日のスケジュール作成、メールチェック

18:00

退社

私が考える世界品質とは

私が考える世界品質とは

アクトはグローバルに製品評価を実施できるよう、日本だけでなく米国、中国でも独自の評価が行える体制を確立しています。情報をリアルタイムに共有するためにネットワークカメラを導入し、その場の状況に応じて指示し合える環境を整えており、海外拠点の評価技術の向上にも役立てています。さらに、3拠点ともシミュレーション結果をもとに試験を行っており、情報の横展開を活発にすることで、国内拠点だけでなく海外拠点でも品質の高い評価を実現し、グローバル規模で品質のつくり込みができる環境となっています。こうした体制や仕組みが、アクトの「世界品質」のものづくりだと思っています。

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