三井金属アクト

常に“違い”を追求できる技術者でありたい

常に“違い”を追求できる技術者でありたい
寺岡 孝
Teraoka Takashi
GECOM Corp. R&D / 2016年入社 工学府修了

Work Flow

Work Flow

※MPW=Mitsui Production Way 三井金属アクトのものづくり思想

私のキャリア

2016 / 4 -

研修

2016 / 08 -

技術開発本部
開発部 設計3課

2017 / 09 -

栃木センター
開発部 設計2課

2018 / 05 -

GECOM
デトロイトオフィス R&D

人々に身近なものづくりに携わりたくて

人々に身近なものづくりに携わりたくて

身近な製品の開発設計に携わりたいというのが入社動機でした。というのも大学では機械加工の研究室で歯車測定機の研究をしていたのですが、一般の人々はまず触れることのない機械だったため、もっと分かりやすく世のなかで使われているもの、もっと身近なものづくりに携わりたいと思っていました。三井金属アクトを選んだのは、ドアラッチなどの自動車機能部品という身近な製品を扱っていること、機械系の出身者が活躍できる機能部品が多いと感じたことが理由です。また、就職活動中に出会った先輩方が、皆さんとても個性的で、一緒に働いたら面白そうだと思ったことも決め手のひとつでした。海外へ出張に行ったときの失敗談、仕事の窮地をなんとか乗り切ったときの話などをくだけた感じで話してくれたのはとても印象に残っています。仕事を進めていく上でやっぱりうまくいかないことも多いですが、そういった経験もエピソードにできる前向きさというのは、アクトで働く人の魅力の1つだと思います。

海外で多様性の重要さを学び、吸収する

海外で多様性の重要さを学び、吸収する

アクトに入社以降、多くの方と一緒に仕事をしてきたのですが、そのなかで自分の価値観も大きく広がったと感じています。特に北米で働き始めてからは日々新しい発見の連続で、細かなところでもよいと思ったものはまずはトライすることを心掛けています。
たとえば、北米の人々は移動時間が多いので、打ち合わせはWeb会議や電話会議を多用しています。客先との打ち合わせでもケースバイケースでうまく使い分けて、時間を効率的に使う意識が強いですね。うまくツールを使って時間短縮をする働き方は非常に勉強になっています。目的は同じなのですが、進め方はいろいろあって、そのなかで最もよい方法を選べるということは仕事をする上で1つの重要なことだと思っています。海外を含め、さまざまな方と仕事を進めるなかで、各個人の価値観に基づく仕事の進め方を学び、自分の選択肢を増やせたことは、入社して成長できた部分だと感じています。若手社員でも海外で働き、現地スタッフの価値観や考え方を得るチャンスがあるということはアクトに入社して良かったと思うことのひとつです。

よりスピーディーな対応のできる技術者に

世のなかにないドアラッチを開発したい

ものづくりの業界に技術者として入った以上、ある製品またはある分野において誰にも負けないスキルを持ちたいと思っています。
現在、自動車業界は大変革期です。特に自動運転技術は近年の最も重要なテーマの一つで、自動運転車両や無人ライドなどの開発が進むにつれ、ドアラッチのあり方も変わってくるのではないかと考えています。そのなかで新たなニーズをお客様から引き出し、今はまだ世に出ていないドアラッチの開発に携わりたいと思います。技術者として新しい技術に挑戦するのはわくわくしますし、その過程で、特定分野のスペシャリストになるというのが、将来の私のビジョンです。特に自動運転技術などの開発ではECU(電子制御ユニット)の技術がより重要になっているため、基盤側の電気回路やソフトウェアについても今後は勉強していきたいと思っています。

ある一日の流れ

8:20

出社、メールチェック

9:00

設計仕様を上司と確認

10:00

設計内容の説明資料作成

12:00

昼休み

13:00

引き続き資料作成

15:00

お客様とWeb会議

16:00

議事録作成

18:20

退社

私が考える世界品質とは

私が考える世界品質とは

北米で仕事をしていて感じることは、やはり自動車メーカーおよびお客様のニーズは環境やバックグラウンドで違ってくるということです。たとえばインドで使われるドアラッチは高温でも機能が保証されねばならず、一方の北米では-20℃の真冬でも機能が保証されなくてはなりません。そういった国や環境の違いで変わってくる多くのニーズに対応できることが、世界品質といえる条件だと思います。世界中の自動車メーカーと取引実績を持つアクトは、ありとあらゆる環境下でのニーズに応えてきました。その知見をノウハウとして蓄積し、ものづくりに反映させています。まさに世界品質のものづくりだと感じています。

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